2023年4月11日火曜日

店主募集中です!!

トットリヒトハコのチラシができました!すでに大学内や図書館近辺など、いろいろなところに置かせていただいているので、見かけたらぜひ手に取ってください。


ところで、このチラシにもあるように、現在、トットリヒトハコに店主として参加していただける方を大募集中です。1日だけの本屋さんごっこを楽しんでみたいという方は、①氏名②メールアドレス③電話番号④屋号(店の名前)⑤お店のPR(200字程度・任意)をお書きの上、tottori.hitohako@gmail.com までメールにてお申込み下さい。

その他、分からないことなどありましたら、上記のメールアドレスか taku@tottori-u.ac.jp または、0857-31-5083 までご連絡ください。

多くの皆様の参加を心からお待ちしてます!


2023年4月6日木曜日

第3回トットリヒトハコ 開催決定!!


やっとお知らせ出来ます!

お待たせしました!ようやく、第3回トットリヒトハコの日程が決定しました。

2023年5月21日(日) 10:00~16:30

とりぎん文化会館の中庭 で実施します。

早速、店主を募集したいと思いますので、私たちと一緒に1日だけの古本屋さんごっこをやってみたいという方は、①氏名②メールアドレス③電話番号④屋号(店の名前)⑤自己PR(任意)を明記の上、以下のメールアドレスまでご連絡ください。

 メール:tottori.hitohako@gmail.com

たくさんの応募をお待ちしております。ふるってご参加ください。もちろん、お客さんとしての参加も大歓迎です。よろしくお願いします!


こんな感じで今年も楽しい出会いがあるといいな…




2023年3月17日金曜日

「つながり」を感じる本

前回の記事では、鳥取の本屋さんを紹介すると予告しましたが、最近読んだ本がとても良かったので、それを先に紹介します。三砂慶明著『千年の読書 人生を変える本との出会い』(誠文堂新光社)です。書店の最前線で働く著者が、様々な本をめぐって人生にかかわる問題について考える読書エッセイです。

様々な「つながり」を感じる本です。

三砂さんの本といえば、授業で『本屋という仕事』(三砂慶明編、世界思想社)を読み、本の世界の裏側にいる様々な人々のつながりに気づかされ、大変驚きました。本書もまた、人生における様々な問題が、いろいろなことと繋がっていることに気づかされます。そして何より、本と本との意外な繋がりに気づかされる本でもあります。

意外な繋がりといえば、本書のなかに授業でも訪れた定有堂書店が出てきて、それにも驚かされました。40年にわたって鳥取で営業を続け、全国にもファンの多いこの書店も、実は今年の春で閉まってしまうそうです。そんな本屋が身近にあったことにも驚かされます。

いずれにしても、いろんな「つながり」を感じることのできる本だと思います。近く閉まってしまう定有堂書店にも思いをはせながら、読んでみてはいかがでしょうか?


長い間、お疲れさまでした。




2023年2月27日月曜日

東京本屋めぐり

出張のついでに東京の本屋をいくつか巡ってきました。出張先はほとんど図書館だったので、本のあるとこばかりを訪れていたことになりますね。


神田古書店街といえば、この風景ですよね。

時間があんまりなかったので、ゆっくり本屋をみることはできなかったのですが、鳥取にはあまりないタイプのお店に出会うなど、良い時間を過ごせました。


元新聞記者の方がやっているので有名なお店。

渋谷の奥、いわゆる「奥渋」でみつけたおしゃれなお店。

東京では、カフェ、雑貨店、飲み屋など、本屋以外のものを併設しているハイブリッドな本屋さんが多いのも特徴的かなと思います。(東京というより、最近の新しい本屋さんの特徴かもしれません。)鳥取にもいろんなタイプの本屋さんができたらいいな、と東京を歩きながら考えていました。


古本屋の店先にある「まちのほんだな」。一冊本を置くと一冊持って帰れる。

とはいえ、東京だけでなく、鳥取にも個性的な本屋さんはちゃんとあります。次の機会には鳥取の魅力的な本屋さんを紹介したいと思います。






2023年2月17日金曜日

お久しぶりです

 ものすごく久しぶりの投稿になってしまいました。コロナなどいろいろあって、この2年間は一箱古本市を開催することができませんでしたが、今年の春には3年ぶり?のトットリヒトハコ開催を目指して、少しずつ動き出しています。過去の二回の開催と同様に、多くの皆様の参加をお待ちています。詳細については、少しずつお知らせしますので、待っていてください。これからも、どうぞよろしくお願いします。

授業中に行った読書会の様子です。




2021年1月5日火曜日

あけましておめでとうございます🐄🐄🐄🐄

2021年が始まりましたね。昨年度は新型コロナウイルスの影響で思うように行動できず、いろりろと制限されていました。今年度はコロナの状況が落ち着いて、思うように行動できるといいなと思います。


そして、ブログの担当が変更しました。よろしくお願いいたします🙇


さて、この年末年始は姉と過ごし、バイトをして冬休みが終わりました。あっという間でした。そんな風に過ごしながら、バイトに行く途中や寝る前に

「ライオンのおやつ」

という本を読み始めました。小川糸さんが著者で本屋大賞にノミネートされていました。

あらすじとして、

若くして余命を告げられた雫は、残りの日々を瀬戸内の島のホスピスで過ごすことに決めた。穏やかな景色の中、本当にしたかったことを考える雫。ホスピスでは毎週日曜日、入居者がリクエストできる「おやつの時間」があって…

という感じです。

読み進めて印象的だったのは、食事の場面です。「おやつの時間」で出てくるおやつは入居者の想いが詰まったおやつなので、エピソードとともに味わっているようでした。それ以外でも普段の食事の場面で、毎朝お粥を食べていてるところが印象に残りました。毎日お粥の種類が違うし、フルーツ粥といった変わったお粥も出てきて、でもおいしそうに食べている描写だったので食べてみたいなと感じました。

まだ途中ですが、ぜひ読んでみてください🌷


今回は私が今読んでいる本の紹介で終わらせていただきます。ご精読ありがとうございます。

2020年6月15日月曜日

尾崎放哉って鳥取の人なんですね

長らく筆の進まず、催促されども何も生まれず。どうも、相変わらずなんとかやっています、Iです。

コロナの影響でヒトハコ古本市延期です、ということをここでも伝えなくてはならなかったんですが、完全にTwitterの方に任せました。ごめんなさい。いつの日か、完全に密ではなくとも、わいわいと古本市ができたらいいですね。待ち遠しい限りです。

そして今回、唐突に尾崎放哉のことについてなにか言おうかと書き出しているわけですが。発端は、梅雨入り前の天気のいい日、私、観音院まで自転車を漕いだんです。そこでこんなものを見ました。

この素朴な感じ、いいですねえ放哉さん

尾崎放哉。自由律俳句の著名な俳人の一人。有名なものとして、「咳をしても一人」「足の裏洗えば白くなる」「こんなよい月を一人で見て寝る」などがパッと出てきます。ひとりの侘しさと自嘲がなんだか愛おしいまであります。そんなこのひと、鳥取出身なんて知らなかった…! 推しの聖地といっても過言では…??いやいや、Wikipediaの情報で満足してしまっている自分ごときがすみません、ガチ勢(尾崎放哉氏の研究をされている方)にお叱りを受けてしまいそうな(笑)

気を取り直して、この方、はじめからこういう俳句をつくっていたわけではないんですね。中学時代から世に自分の俳句を出していたようで、凄い…。その頃から大学時代までいわゆる通常の、五・七・五の俳句を作っていらしたようです。そして20代の半ばほどから、現在知られている自由律俳句を作り始められたとのことです。(青空文庫より)

この方の俳句を初めて私が知ったのは中学の頃ですが、当時こう思いました。

これ、自分でもつくれるぞこんなん

あーー怒らないでそこのあなた!傲慢でした、不徳の致すところです… 

けれどもみなさん、正直一度くらい思ったことないですか?ね?
よし、じゃあつくってみよう。というわけで~尾崎放哉なりきり俳句作り~ みなさんもお暇なら何かメモできる状態に、是非。

ええと、まず。こう、いま思ったことを素朴に表現すれば…

「洗濯物が畳まれるのを待っている」「今から外に出る用事がある」

はい、ただのメモでした。あとは、「猫か児の声か 呼ばれた気がした」…ちょっと雰囲気は寄せたつもりですが、いかんせんリアルタイムで誰にも評価されないので、評価はみなさんに委ねます。

どうでしたか?時間に余裕があるとき、こういった試みをすると、自分が豊かに感じられることができるかもしれませんね。以上、尾崎放哉氏のリスペクトコーナーでした(え)

それでは、ご精読いただきましてありがとうございます!ではでは。











2019年12月11日水曜日

「本屋の仕事」講演会 振り返り

前回の古本市の週に行われた、定有堂店主(奈良さん)による講演会も大変魅力的でありました。「本屋の仕事」という題でおよそ2時間半にわたり、お話しいただきました。


何かを始めるにあたっての初発衝動を大事にせよとのお言葉や、エンパシーとシンパシーについて、前者は苦手だけど出合ってしまうものであり、後者はびびっとくるものである、とのご発言に興味を惹かれました。その後気になり、辞書を引いてみたところ、「empathy(共感、感情移入)」「sympathy(同情、思いやり、共感)」とありました。…ますます混乱してしまったのですが、まあ当たり前のことなのかもしれないなあと思いました。


言語が違うということは背景や文化・環境が違うということで、まったく同じ意味を有する他言語というのは存在しないのだということをどこかの本で読んだからです。例えば、tree=木と当然のようにおもうものだと思いますが、果たしてそれが我々日本人のイメージするものと、英語圏の人々がイメージするそれと一致するか、ということです。気候が違えば生育するものも違います。だから英単語にしてもまったく同じ意を探すのではなく、概念をとらえていくことを意識する必要があると私は考えています。


さらっと話を戻しますが、このempathyとsympathyの概念を今後考えていき、奈良さんのことばの意味と照らし合わせて理解を深めたいと感じました。


このような貴重な機会に恵まれましたことを、大変ありがたく感じます。つぎの更新はいつになるかわかりませんが、ではでは。

オハヨー古本市 振り返り

どうも、毎度のごとくやらねばならぬことほどほっぽり出して今日も生きているI氏です。(すでに名前は出しているが、I氏の方がおさまりがよいことに気づく)最近では唐揚げとポテトサラダをふと午前1時に作っていました。なにかから逃げているときのほうが人はエネルギーが高まるんでしょうかね。おいしくできました。糖質脂質過多。


なにも関係ない話から始めてしまったが、オハヨー古本市に参加してくださった皆々様、誠にありがとうございました。我々トットリヒトハコは堂々と時間ギリギリにやってきては、あれもしてないこれもしてないと慌てふためき、散々ではございましたが、なんとか10冊程度本を買っていただいてほっと胸をなでおろしておりました。


           朝市の様子



(個人的な感想として、机のど真ん中に配置した本で「デブになってしまった男」という小説を置いたのだが、「デブ」という文字が協調されているフォントであり、道行く人にはデブという文字が目に付くようになってしまっていた。多分あまり客を呼べなかった原因の一つに、通行人の心理としてデブと罵られているような錯覚に陥らせてしまったのではないかと大真面目に考えている。)


↓こちらがその様子


本に興味を持ってくださった人たちと、ささいなお話ができたりして、とても楽しく古本市をやることができました。このおふくろ市は毎月行われる大切な、地域の方々のコミュニケーションの場なのだと感じました。



2019年11月13日水曜日

20そこらの若造らによる古本の出店です。

朝市の学生による古本出店をするらしい。割と他人事のようであるが、そういう話が決まっているので、古本屋に本を見繕いに行った。一週間前に風邪をひき、咳と鼻水に苛まれる状態で体調はすこぶる悪かった。いまだに体調は回復していないのでもうすべてがめんどくさいに尽きる。私の愚痴はここまでにしておかねばいけない。と自分に言い聞かせねば止まらない。本当は叫び散らしたい。

ちなみに今回、写真はない。すみません。

先生に渡された1000円で10冊見繕うチャレンジをしたわけなのだが、人の金だと本を買うのにもためらいがなくなるもので、スムーズに購入し終えることができた。買った本をすべて売りに出そうとしていたが、実際家でそれらの本に目を通すと、ああ、これは置いときたいな、という本にも遭遇し、既に持っていた本を代わりに出そうと思った。物持ちが悪いことで知られる私であるが、好きなものくらいは家におきますよそりゃ。好きである期間が短いだけである。ほかのメンバーの出す本と合わせて50冊ほどお目見えできるかしら?といった具合である。

というわけで宣伝である。(唐突)
11/24(日)のいなばのおふくろ市に鳥取大学生である一箱古本市プロジェクト組が出店する。
乞うご期待。

加えて11/27(水)14:45~16:15に、定有堂書店の店主、奈良敏行氏による講演会が鳥取大学広報センター2FスペースCにて企画されている。「『本屋』の仕事」というテーマでのお話を予定されているそう。詳細はまたなんらかの媒体で明らかにするつもりだ。こちらもまた乞うご期待。


今回のブログの雑さには己も呆れるほかないです。やらなあかんことへの計画性のなさを嘆きつつ、サヨナラサヨナラ。

2019年10月4日金曜日

ブログ編集者、代わりました

ついふた月ほど前にブログの編集権を得ました、鳥大2回生の井上と申します。後期の授業もぼちぼちと始動しだし、既に疲れが出てきている今日この頃です。どうも夏休みに一人で生活していると一日の境目が曖昧になります。夕方6時に寝てみたり朝方3時に寝てみたりとしていますと、己の怠惰を全身の疲労感からひしひしと思い知らされる羽目になります。とはいえ寝てばかりいるのも人間難しいもので。読み物は良いですね。寝っ転がってできることの中では一番高尚ではないかしら。

そんなこんなで怠惰のお供を見つけに行くべく、重いゝ腰をあげて向かいましたのは島根、出雲の大社。8月10日のことです。(本当はすぐにブログを上げるべきでしたね…)ヒトツボ市というグループの方が美容院の店先で古本市をなさるとのことで伺いました。こじんまりと一ケ所に佇む女性二人組とシートの上の本たちが、物静かな商店街にあり、少々声をかけてよいものか躊躇いはしたものの、目的を果たすべく足を踏み出し、お話を聞かせて頂くことに。

彼女たちは主に島根でこういった古本市を開催したり、イラストを描いてワークショップを開いたりといった活動を行っているとのことでした。談笑後、糸井重里氏の本を一冊購入。帰り際に熱中症予防の飴をいただきました。やさしい。

店先の様子

自家製ジュースの販売

  店主がセンスに直接デザインしたもの。これも購入可☺


その後、道路の向かいに興味深い本屋を発見。薄暗い場所というのは人間の帰巣本能に訴えてくるもので、ふらりと立ち寄らざるを得なかった次第です。



実際のところ「これ売り物かい?関係者でもないのに入ってもええんか?」としばらく逡巡していたのは内緒です(白目)

ちなみに右の写真はまだ店のドアをくぐる段階ではなく、店内とこの薄暗がりの間のスペースのほんの一角を映したものです。おおよそ生気を感じぬその空間をつくりあげるのは、朽ちかけた段ボール箱にひしめく無数の古本の存在であり、もはや畏怖の念をも抱かされます。

そうして恐る恐る店内に入ると、圧倒的、本。本棚のあいだを前を向いては進めないのです。そろそろと蟹歩きしながら「萩原朔太郎全集」やら手塚治虫氏が連載時代の「少年ジャンプ」やらを眺めておりますと、陳腐な表現かとは存じますが令和元年から昭和へタイムスリップしてしまったような、そんな錯覚さえ覚えてしまいます。しかしなにか購入できればよかったものの、どれも貴重なようで相当に値の張るものばかり。そもそもこれを買い取り保管する資格を己の中に見出せず、購入を断念。資格があると思うそこのあなたは行ってみてくださいな。

 
古本探しの旅はbook 〇ffとはまた違った楽しみを与えてくれるようだと学んだところで今回のブログは締めます。ではでは。




2019年5月27日月曜日

第2回も無事終了!ありがとうございました。


5月とはとても思えない暑さの中でしたが、多くのお客さんにも来て頂き、今年も大変楽しい一日となりました。来場者の方々には、できる限りフリーペーパーを配布していたのですたが、その配布状況によれば、200人近い来場者があったようです。

店主の皆様、お客さんとして来て下さった皆様、その他、ご協力頂いた全ての皆様に感謝いたします。いろいろ大変なこともありましたが、実現できて本当によかったです。

来年もぜひ開催したいと思っていますので、その時は皆様ご協力よろしくお願いします。この度は、本当にありがとうございました。



2019年5月25日土曜日

いよいよ明日!(暑さ対策を万全に…)



いよいよ明日が本番となりました! 現在、無事に当日を迎えることができるよう、いろいろな準備をしています。

当日の天気は良さそうなのですが、ニュースなどをみると、かなりの暑さになることが予想されています。

店主の方々はもちろん、お客様として来場を予定している方々も、水筒やペットボトル、日傘など暑さ対策を万全にしてお越しください。 

また、当日はとりぎん文化会館1階ロビーにて、簡単ではありますが、トットリヒトハコに関する展示ブースを出すことになりました。色々な古本屋さんを見学する合間に、こちらの展示ブースも覗いて頂けるとありがたいです。

それでは、 皆様方のお越しを心からお待ちしています。